生理前から生理痛まで



誰も頼んでいないのに

どうにも落ち込む近頃は

頭も身体も鉛のよう

どうにもこうにもできないや


きみは悪くないのにさ

笑う気力がないんだよ

喋る気力がないんだよ

聞く気力すらないけれど


その声だけは聴いてたい


今夜もこんな私のそばに

どうしてきみは居てくれるんだ

はぁ 馬鹿じゃないのって

ほんとは苦しいだろうに



ズキズキと刺す痛み抱えて

小さなことに目くじら立てて

私になんか構わないでよ

重なる通知はまるで襲撃


きみは悪くないのにさ

起きる気力がないんだよ

歩く気力がないんだよ

寝る気力すらないけれど


その体温の隣がいい


今夜もこんな私のそばに

どうしてきみは居てくれるんだ

はぁ 馬鹿じゃないのって

ほんとは苦しいだろうに



きみが笑うたび

心がぎゅっとして

泣きつきたいんだ

どうかぎゅっとして


今すぐにでも 謝りたいよ

笑って話がしたいんだよ

どうか許して、なんてこと

言う必要すら消えてしまえよ


今夜もこんな私のそばに

どうしてきみは居てくれるんだ

そんな大きなやさしさに

到底追いつけない私には


きみを愛すしかできないな